2019/01/31
致知2017年9月号感想(投稿者:マイケル竹若)
ペンネーム、マイケル竹若です。
致知2017年を読みました。
アンドロイド研究の石黒浩さん
声に出して読みたい日本語の著者
齋藤孝さん
探査衛星はやぶさの川口淳一郎さん
の対談記事を読みました
内容は、閃きというテーマで
科学技術がもたらす人類の未来について
語られています。
興味深い内容としてアンドロイド研究が進むと同時に
人間のデータベース化が進み
有機物の身体を維持する意味がなくなる。
ブッダのように誰もが悟りを開き
心の満足が得られるのでは
という意見です。
そういった未来を暗示するように
若者が、○○離れというように
物理的欲求が低くなっていると
指摘されていたことが印象的でした。
テレビで見た内容ですが
意識のデーター化は脳を樹脂で固め
それをスライスして脳の構造をデーター化
コンピューター上で意識を再構築する方法
が取られるそうです。
他にはインターネット上に残された
ログデータなどを解析し
人工知能のなかで人格を再現する方法です。
そうなると意識だけは残るので
ある意味不老不死になるということです。
ただ意識は身体に無理やり魂を入れたときに生まれる
歪みのようなものだと思うので、身体という器がなければ
再構築された意識は別のものに変容してしまう可能性があります。
未来はどのようなものになるかわかりませんが
人々の脳が作り出すものです。
この窮屈な身体から意識が解放される日が
一刻も早く訪れることを願うばかりです。
以上
マイケル竹若でした。