2018/10/31
名前のない世代【投稿者:マイケル竹若】
ブログネームマイケル竹若です。
私は今35歳です。
若くも無い年齢で中年という言葉を
受け入れなければならない年齢。
最近、気分がすぐれない。
受け入れなければならない年齢。
最近、気分がすぐれない。
第二の思春期と言えるのかもしれません。
中高生の時は子供と大人の間でもがいて
ホルモンバランスの変化で言葉にしようのない
居心地の悪さを感じたが、
中高生の時は子供と大人の間でもがいて
ホルモンバランスの変化で言葉にしようのない
居心地の悪さを感じたが、
今は、若者と中年の間を漂う不安定さ
年齢に沿ったスキルや、キャリア、人脈もなく
生え際が後退し、白髪が増え、ほうれい線が
深まる日々。
言葉にできる不満や不安に苛まれていました。
そんな時に見かけた本が
「1982 名前のない世代」佐藤喬著
という本です。
私は83年生まれで
年齢に沿ったスキルや、キャリア、人脈もなく
生え際が後退し、白髪が増え、ほうれい線が
深まる日々。
言葉にできる不満や不安に苛まれていました。
そんな時に見かけた本が
「1982 名前のない世代」佐藤喬著
という本です。
私は83年生まれで
同世代。
80年代生まれは世代を表現する
名前が無い世代。
高度成長期47〜49年ごろに生まれた
「団塊の世代」
その世代が起こした学生運動に
嫌気をさした次の世代50年代に生まれた
「しらけ世代」
71〜74年代に生まれた
「ロスジェネ」もしくは「団塊の世代ジュニア」
90年代に生まれた
名前が無い世代。
高度成長期47〜49年ごろに生まれた
「団塊の世代」
その世代が起こした学生運動に
嫌気をさした次の世代50年代に生まれた
「しらけ世代」
71〜74年代に生まれた
「ロスジェネ」もしくは「団塊の世代ジュニア」
90年代に生まれた
「ゆとり世代」
2000年代に生まれた
「さとり世代」
様々名前がある中、80年代は世代に名前がない。
80年代は昭和を知る最後の世代。
人格形成に重要な思春期に
インターネットに触れた
最初の世代。
本の中では、97年の神戸連続児童殺人事件や
08年の秋葉原通り魔事件など
動機が不明瞭な殺人事件にふれ
何か言葉にならない鬱屈とした
時代背景を通してこの世代を分析していました。
オタクという言葉と同じ年で
テレビアニメ版エヴァンゲリオン
が放送された時、主人公と同じ世代。
湾岸戦争、阪神大震災、オウム事件
同世代が起こした猟奇的事件
同時多発テロ、東日本大震災。
体験を共わない感覚的刺激に溢れ感情的にならない
体験を共わない感覚的刺激に溢れ感情的にならない
理屈ぽさと同居する非論理性と
「~であるべき」という属性への固執が
結びつきこの世代の空気感を生み出した。
と分析していました。
その背景には現代は【抽象化】というのが求められ
【抽象化】=【わかりやすさ】の追求
【わかりやすさ】を求める圧力は
個別の断片的な情報から安易に結論を出し
気分を事実に優先させる危険性を孕んでいます。
インターネットの登場がその傾向をより強く
しています。
そう言われるとこのブログ自体が
断片的な情報を合わせ
理屈ぽさと非論理性が同居しているような
気がしてきました。
当事者にならないと世界は変えられない
しかし、当事者になれない、なりたくない
実現可能性がないから言動は実現を失い空想的になる。
著者の佐藤喬さんも同じ世代なので
私が抱く言葉にできなかった
鬱屈した気分を明文化しています。
興味深い指摘は97年以降の若者は
興味深い指摘は97年以降の若者は
未来に未知の領域がなくなり
上の世代が夢や希望を与えられなくなった
という気づきです。
一般的には現代は先が見えない不確定な時代と
言われがちですがそれは受け入れがたい現実
【自身のエイジングと年齢に共わない生活ステージの好転化
親世代の高齢化、東南海沖地震等の自然災害の深刻化、
原子力発電所老朽化に伴う廃炉費用の増大化
日本の国際的プレゼンスの低下から貧困国に陥る懸念
国際競争時代、外国人人材との競争、技術革新による失業】
が眼前に広がって
見ないように眼を瞑っているから
暗闇と倒錯しているのだと感じました。
上の世代のように
上の世代のように
高度経済成長やバブルの恩恵を社会人で体験していないため
社会的地位や既得権を得られず
下の世代のように
デジタルネイティブとして生まれ
LINE LIVEやTick Tock、Instagram Storiesなどで
自らの創造性を発露し共感や収益を生む器用さを
持ち合わせていない世代
(デジタル社会が蔓延した時代に器用に生きれない学生は
私たちが体験した息苦しさ以上に窮屈な生活を強いられていると
思いますが。)
「何かこのフラストレーションを晴らす手立てはないか?」
そう考えながら鏡の前で白髪を摘み取る日々を過ごしています。
以上。