2018/05/16
致知「一意専心」より(もけけ
今回の登場人物は奥田透さんと山本征治さん。2人は同じ料亭で修業した間柄で、現在はそれぞれ別の地で料理店を経営してらっしゃる方々です。
2人のお話の中で「苦労を苦労と思った瞬間に、本当に苦労になる」という言葉が出てきます。夢のため、訓練だと思って辛い事も乗り越えてきたそうです。
私は苦労というのは「経験しないに越したことはないもの」だと思ってます。辞書上の意味や本誌での真意はさておき、個人的に自分の糧にならないもののことだと解釈してます。タメになったら勉強、骨折り損だったら苦労。みたいな。
なので辛いことに直面した時、気がすすまない時に「苦労」だと思って思考停止して切り捨てたら本当に何も得られなくなってしまう。先の言葉はそういう意味にも解釈できるかなと読みながら考えていました。
経験する全てを勉強だからと前向きに取り組むことはもちろん難しいと思いますが、その経験によって何を得られるのか理解しその上で食いついていけたらちょっとは楽しくなりそうですよね!