2020/01/31
長寿の言葉(じゅんじゅん)
2020年2月号致知の中で「世界で千年語り継がれる言葉」というタイトルで歌人の田中章義さんの記事がありました。
流行りの言葉をよく耳にしては、いつの間にか全く聞かなくなるということが多いですよね。
田中さんは、言葉の世界では千年生きて初めて一人前になる、と書いていました。誕生して百年、二百年程度の言葉の場合目先のことに注目した鋭敏な表現が目立つが、千年という長い年月を経ると自然と同化し、角が取れて丸みを帯びた曲線的な表現になっているそうです。
千年生き続けている言葉は、雨風に屈せず野に咲く一輪の花のように自らを主張することなく、しかし長年謙虚に人々の役に立っているように感じるそうです。
- 自分にはまだ百年、二百年の言葉と千年の言葉の違いがよく解りませんが、解る頃には千年の言葉の様な生き方が出来ればと思います。