2018/09/30
学ぶこと、考えること(じゅんじゅん)
致知2018年10月号の中で西松屋チェーン社長大村さんの記事に「学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ち殆し」という言葉が載っていました。
これは「論語」の言葉で大学の頃よく聞いたものでした。その頃はただ聞き流していて、正直はっきりと意味を分かっていませんでした。
物事を学ぶ際は、ただ知識を吸収するだけでなく、その知識をもとに自分なりに考えるプロセスがなければ、真に生かすことはできない。また、何の予備知識もなく我流で考えることは、能率が悪いばかりでなく、誤った判断の原因にもなる。つまり学ぶことと考えることは、どちらか一方では不十分であり、その両方を実践して初めてことを成す力になるというのが大村さんの解釈だそうです。
この記事を読んで初めてしっかりと意味を理解できたように思います。これからはこの言葉も心に留めて、仕事に取り組んでいきたいと思います。